ダンボール什器を専門でお作りする当工房の特長
ダンボールで什器を作ることで
- トータルで低コスト
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常に物流の現場で大量に使われているダンボールですから、その材料コストはとても安く、化成品などの材料に比べてとても低コストで什器を作ることが出来ます。
また使った後も、リサイクル環境が整ったダンボールですので、業者さんとの取り決めによっては、返って回収材料費としてお金をもらえることもあり、処分にコストがかかる化成品や木材などに比べて、ダンボール製の什器は処分コストを大幅に下げることが出来るのです。
- ダンボールは環境にやさしい
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ダンボールのリサイクルは確立されているため、使用後の什器はそのままリサイクル業者によって回収され、再び紙製品としてリサイクルされます。
同じ什器でもボール紙などで作られたものは、安易に燃えるゴミとして処理されることが多いですが、ダンボール製の什器は回収ルートに乗せさえすれば確実にリサイクルされる地球環境にやさしい素材なのです。
- ダンボールだから1個から大量生産まで
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ダンボールと言う素材は、いろいろな素材の中でも比較的少ない数量から入手しやすい材料です。
特にカラーダンボールやオフセット印刷をかけるようなダンボールでは1個という数量での手配は難しいのですが、当店の印刷機なら1個から印刷できますので、例えばカラーダンボールの種類の制限にとらわれずにお好みの色の什器が1個から作れてしまうのです。
また什器を量産化される場合であっても、むしろ簡単に手配が出来ますので、数量の制限を気にすることなく什器の手配をすることができるのです。
- 印刷することで素材感がアップ
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ダンボールと言うとどうしても安価な素材感をイメージしてしまいますが、什器の全面に直接印刷を施すことによってダンボールの素材感が無くなり、例えば木目調の印刷を施せば木のイメージにも、またタイル調の印刷をすれば重量感のある素材感に什器を簡単に変えることが出来るのです。
- 段ボールならではの構造
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ダンボールは紙製品であることから、複雑なカットはもちろん、折り曲げたりする加工が容易に出来ますので、複雑な形の什器を作るにはとても適した材料なのです。
弊社が揃えた既存のディスプレイ内容から応じた形状をお選び頂けるよう、多種類取り揃える事が出来ました。
強いてダンボールで什器を作る弱点は
ずばり紙製品ですので水には弱いです。
反り易いです。
ダンボールはうねうねした紙を挟みこむように表と裏の紙が貼り付いています。
その構造から、どうしても片方の紙が伸びたり縮んだりすることで反り返ってしまいやすいです。
特に直射日光に当てたり、極端に乾燥する場所に置くことで反りが発生しやすいです。
什器の構造上、パーツ的にスクエアな状態に組まれている部分は比較的大丈夫ですが、1枚の状態になっているところでは反りが直接目に見えてしまいます。
フロアーディスプレイ上部の看板部分で反りが発生しやすいので、そのような形状のダンボール什器は配置する場所に注意が必要です。
UVインクジェットプリンタでダンボールに直接印刷
- UVインクジェットとは
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紫外線硬化タイプのインクを使用したものです。
従来の溶剤タイプのインクとは異なり揮発性の有機化合物などを含んでおりませんので、人体に影響を与えるような成分が無く、環境にやさしいインクを使っています。
- 様々な素材に対応
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フロアーディスプレイを作る素材に対して、インクを吹き付けた直後に紫外線を照射する仕組みになっており、それにより瞬時にインクを硬化させるようになっています。
そのためダンボールやペーパーボードなど紙系の板をはじめ、スチレンボードやプラスチックダンボールなど様々な素材にダイレクトに印刷することが出来ます。 - 版不要のオンデマンド印刷
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イラストレーターベースで作成された印刷データを直接印刷する仕組みですので、印版が不要です。
従来ではダンボール什器を作るのに何万円から何十万円もしていた印版代がなくなることにより、コストを落としつつ、1枚からといった極小ロットでの什器の生産が容易になるのです。
そのため1個ごとに異なる店舗名やキャンペーン名称を入れてのフロアディスプレイの生産も可能になります。
印刷データさえ整えば生産も容易ですので、短納期での什器の生産・お届けが可能になります。 - 什器の全面への印刷が出来る利点
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印刷はCMYKの調製で行うパターンですので、フロアーディスプレイの地の基本色をある程度無限大に選択することが出来ます。
従来の特に極小ロットの什器ではその素材ごとの既存の色パターンから基本の色を選択する必要がありましたが(大量になりオフセット印刷をかけるような場合は別ですが)、版不要でダイレクトに印刷することで地の色をご要望に合わせて全面に印刷できますので、ダンボール什器への印刷デザインの自由度が高いです。